沖縄県立知念高等学校

学校長あいさつ

第27代校長

 宮城 保

 本校は、終戦直後の1945年(昭和20年)11月16日、知念市志喜屋(現在の南城市知念字志喜屋)に創立され、その後幾度かの移転を経て1952年(昭和27年)2月17日に現在の場所に移転しました。雄大な青い海原の中城湾を身近に眺望できる所に位置しており、2015年(平成27年)に創立70周年を迎え、県内外の各界・各層において活躍する人材を多く輩出している長い歴史と伝統ある学校です。

 本校の生徒は、校訓である「和衷協同」の合い言葉のもと、真の文武両道を目指し、日々の学習、部活動、学校行事に精力的に取り組んでいます。部活動加入率は7割を超え、全国大会において数々の輝かしい実績を残してきた「なぎなた部」を筆頭に、スポーツ面・文化面において、県内外で上位の実績を残しており、シンボルゲート沿いに建立された「全国制覇」の記念碑23基が生徒の登下校を見守っています。

 また、進路指導にも力を入れており、令和5年度の実績を紹介しますと、卒業生の進路決定率86.7%、県内外国公立大学には33名、県内外私立大学119名、専門学校等に82名、就職1名等、それぞれの分野において希望進路に羽ばたいています。

 今年度も、先達の築いた伝統を礎に文武両道を実践し、21世紀の時代に求められる幅広い知識・技能と豊かな人間性を備えた人材を育成してまいります。また、保護者、同窓会、地域の皆様及び関係機関等のご支援ご協力のもと、本校のさらなる発展のために、そして信頼される学校づくりを目指して、誠心誠意取り組んで参ります。今後とも、本校教育活動へのご理解とご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。


 令和6年4月吉日